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がっきーの写真展に行くために支度を終えて家を出る直前の15:30頃。

父に「三浦春馬ってあの俳優だよな？三浦春馬亡くなったって…」と言われたその言葉の意味が全く理解できなかった。

「なんでなんでなんで？嘘だよね？」「なにかの間違いでしょ？」と思いながらも、手に持っていた携帯で検索すると、Twitter上に速報で流れてくるニュース。ニュース動画を観たけど、結局、アナウンサーの言葉は一字一句耳に入ってこなかった。

何が起こったのか訳がわからず、涙が止まらなかった。

「TBSでドラマに出演予定だよね？」「今月のMステも出る予定じゃん？」「コンフィデンスマンJP公開されるよ？」「12月から舞台も始まる予定じゃん？」って、公になってるいろんな情報が頭の中をグルグルグルグルして。

ファンとしては、有難いくらいお仕事の情報がたくさん出てたから余計に信じられなくて。

頭も心も全く整理できてない状態だったけど、この日のわたしは、がっきー初の写真展に行くこともあって、時間になったのでとりあえず家を出た。

思考回路は停止し、虚無感。

でも、当落出てからずっと楽しみにしていたがっきーの写真展。

事務所から公式発表されるまでは一度、この情報を見ないことに、忘れることにした。

がっきー初の写真展は、最高の癒し空間だった。

「NYLONのストーリーで見たスポットだ！」「今、がっきーが来たところと同じところに自分はいるんだ…。とりあえず深呼吸しておこ…（笑）」「いやいや、ここにある写真、全部まとめてもう一冊作ってくれたら絶対買うよ？！」「こういう仕掛け作っちゃうの、がっきーらしいなあ…。」

って、写真や映像を観ながら自然と顔が綻んだ。

結衣ちゃん、NYLONさん、レプロさん、

写真展を企画してくれた全ての方々、

素敵な企画を本当にありがとうございます…。

帰路。

写真を見返して、写真展の余韻に浸りつつも、やっぱり彼の情報が気になって仕方ない自分がいて。

事務所のHPを見てみると、トップに出てる名前。

そのままTwitter開いちゃって、「追悼してる人増えてきちゃったな…。ああ、あれは夢じゃなかったんだ。」と電車の中なのに、追悼してる人のメッセージを読んでしまって、涙が止まらなかった。

それと同時に、「春馬くんはこんなにもいろんな人に愛されてるんだ。」と改めて、共演者の多さや春馬くんの人柄を実感した。

帰宅してからは、外出するからと我慢していた分、おもいっきり泣いた。

そして、呆然としながら雑誌を引っ張り出してみたり、インスタライブを見返してみたり。

春馬くん人生初のインスタライブでは、誕生日を迎えて30歳になったけど実感がないと言いながらも、夏に発売予定の2ndシングルのこと、秋に開催予定のショーケースライブのことを嬉しそうに笑顔で話している。そんな姿を見て胸が張り裂けそうになった。涙が止まらなかった。

お芝居に対して人一倍熱心な彼だったからこそ、抱いていた何かを抱えきれなくなったのかもしれない。という勝手な妄想はできるけど、実際に、春馬くんがどんなことを想い、どんなことを抱えていたのかなんて全く分からない。

事務所から発表されるまで、原因を探りたくないし、探ってほしくないと思った。ネットに上がってる情報を鵜呑みにしたり、詮索したりしてる人たちがSNS上に溢れていて嫌な気持ちになった。

今も受け入れられてないし、受け入れるまで時間がかかりそう。落ち着く日なんてくるのかな？ 時間が解決してくれるのかな？そんなことは自分にもわからないけど、無理せず、自分のペースで今回のことを受け入れようとは思います。

今までのようにこの先も大好きな結衣ちゃんや嵐、アミューズ所属の俳優さんや女優さん、その他共演経験がある素敵な人たちを観る度に春馬くんのことを自然と考えてしまう癖は抜けないと思うし、その度に涙が溢れてくると思うけど、これからも大好きなのは変わらない。同じ時代を生きられたことが幸せ！！！そして、想い続けていく。

ご冥福を心よりお祈りいたします